枝振りが揺られては戻っていく。 枝振りの腕力よ。季節に身をゆだねる一片の葉よ。包み伏した世界よ。 割いて 落として 残すのだ 碧紅た、木々の揺れ。振り子を重ねる身体が鳴りはじめるのだ。 背後に月を感じて ゾッとする 美しい大きな月に見られている。 …
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